中毒

ドルヲタのメモ

ジャニヲタがK-POPアイドルヲタになった話

以下、適当な文章で申し訳ありませんがお付き合いください。

 

私はうら若き中高生時代をジャニヲタとして過ごしました。嵐のコンサートへ行き相葉君に熱視線を送り、雑誌の切り抜きを集め、学校では「横山君と結婚したい」「相葉君はアイドルとして好き、横山君はリア恋枠」というわけわからん話で盛り上がる。ごく普通のジャニヲタです。

この時は日本のアイドル「ジャニーズ」にしか興味がありませんでした。ジャニーズこそ至高、ジャニーズがエンターテイメントの頂点、ジャニーズが世界の中心。そう信じてきました。

 

この頃の私は韓国のアイドルに対して「整形」のイメージしかありませんでした。どうせみんないじってんだ。だって見わけがつかないもん。みんな同じ顔。髪形も一緒。しかも変な髪色だし。こんなイメージまみれな韓国アイドルを好きになるわけがない、と思っていました。*1

 

 高校も卒業し、晴れて華の女子大生になった私。大学生になったらやりたいことの一つ、それはアルバイト。今まではお小遣いも無く、お年玉で一年間過ごすという極貧ヲタ生活を送っていたため、自分で働いて稼いでジャニーズに使うという夢の生活を迎えることがとてもとても楽しみでした。さぁ、いっぱい貢ぐぞ!

 

 

 

 

 

「その時」はある日突然来ました

 

 

 大学の図書館には雑誌もたくさん置いてあります。私は友達と休み時間に雑誌を広げていました。そこには「日本デビュー」の文字と共に5人の男の子の写真が。あー韓国か・・・・と思った私。しかしそのページから目が離せない。一旦別の記事を開いて読むのですが、数分後にはまたさっきの韓国男子のページに戻ってる。どうしよう。なにこれ。なんで。どうしたの私。自分でも意味が分からない。なに、え、かっこいいんだけど。まぁジャニーズの方がかっこいいけど。ちょっと帰ったら調べてみよ。まぁジャニーズの方がかっこいいけど。

記事を読むところ、どうやらこの5人組はシャイニーっていうらしい。なんでeが2個もついてるの。よくわかんないけどなんか気になる。気になってしょうがない。

 

家へ帰ると私はすぐYouTubeを開き、「SHINee」で検索。とりあえずLuciなんとかっていうタイトルのMVがあるからそれを観よう。ポチッ。

このワンクリックで私の頭に稲妻が落ちたのです

一糸乱れぬダンス、こんなの見たことない。そして声が5人とも違う。5人5色。曲もクセになる。もう一回再生しては「すごい、すごい」と呟き、また再生する。何回見ても全く飽きない。衝撃以外の何物でもありませんでした。

そして気がつけば金髪の髪の長い男の子をずっと目で追っている自分。ああなんだろうこの感覚。久しぶりに感じるこの感覚。この時私の中で、「この子のプロフィールを調べたい」vs「調べたらハマる気がするいかんいかん韓国アイドルにハマるわけにはいかん」の戦いが始まっていました。結果、前者win

 

どうやら名前はテミンっていうらしい。「嘘や・・・テミンって93年生まれなの・・・・」ここで一旦怯む私。だってこれまでの人生で年下のアイドルに熱を上げることなんてなかったんです。相葉君とか10歳も年上です。1歳だけとはいえ、自分より年下に手を出す(語弊)なんて。勝手に背徳感を感じながらも、もう後戻りできないところまで来てることも薄々感じており…


[Fancam Taemin] 100729 The Blue Concert ...

この動画が決め手でした。私はついに手を出したのです。そしてハロベビという名の蟻地獄を発見し、見始める始末。踊ってないSHINeeもこんなに面白いのか。ユグンは前世でどんな徳を積んだのか。バイトから帰ってくるのが夜12時、そこから4時頃までハロベビを見続ける生活がスタート。廃人

 

 

年が明け、今年SHINeeが初めての全国ツアーをするということを知った私・・・。いやいやいやいや待て。さすがにコンサートに行ったらダメ。終わる。本当に終わる。SHINeeの事が好きになったとはいえ、まだ自分の中では「私はお客さん」という感覚がありました。コンサートとは神聖な場所である。私みたいなぺーぺーな人間がコンサートに行ってはならぬ。*2そもそも、もうチケットの応募期間過ぎてるじゃん。なーんだ。 

しかしツイッターとは便利なツールです。「SHINee チケット」で検索すると1枚お譲りしますという方に巡り会えました。私はこの大きな一歩をついに踏み出したのです。超えてはいけないラインを超えたのです。忘れもしない2012年4月25日の水曜日、マリンメッセ福岡で私は初めてこの目でSHINeeを観ました。存在してる!!!SHINeeが!!!存在してる!!!この世に!!!こんな高揚感今まで感じたことない!!!このコンサート、一曲目が大きなきっかけとなったあのLuciferでした。始まった瞬間、SHINeeから「こっちの世界へようこそ!」と言われた気がしました。

チケットを譲ってくださったのはオニュペンの方で、とてもとても優しくて、こんな方がファンであるSHINeeは信頼できると確信。

 

それから発売されるSHINeeの曲はどれも期待を裏切らない、それどころか遥かに上回ってくるので「私はこれにお金を使うために生まれてきたんだ」と悟りを開きました。It's SHINee world

 

ざっとこんな感じで私はK-POPアイドルSHINeeのヲタになりました。そののちINFINITEやEXOにも手を出すことになりますが、そのへんは割愛させていただきます。私の全てが終わり、私の全てが始まったのがSHINeeです。

「ごくせん」を観てKAT-TUNヲタになった層は「ごく出」と呼ばれ永遠の新規扱いをされることで有名ですが、私はSHINeeの「イルデ出」な永遠の新規としてこれからも精進していく次第です。

 

最後に大きなポイントだけ押さえておこうと思います。

〜こんなことがあると沼に落ちるよ〜

①環境が変わる

自分を取り巻く環境がガラッと変わると新しい沼に出会いやすくなります。特に高校から大学へ進学する人は要注意です。自分でお金が稼げる上に自由な時間もドッと増えます。とことんハマれる環境が整ってしまってます。

②ハマるわけないと思ってる

この沼には絶対ハマらない!と思ってちょっと覗いてみると知らなかった一面を見てしまい、一気に天地がひっくり返ります。好きと嫌いは隣り合わせです。

③今の沼にちょっと不満がある

会いたいのに会えない、買いたいのに買えない、そんな沼への不満が溜まってくると危険です。それは沼から脱出しかけてる証拠です。そしてこれはあくまで私の場合ですが、私はパフォーマンス厨な所がありまして、歌が上手いアイドルダンスが上手いアイドルが好きです。ジャニーズという沼では正直そういう面で満足できずにいました。 自分が求めてるものがきちんと手に入る沼に出会ってしまうともう完全に心はそちらへ向かいます。

 

散々「沼」と表現してきましたが、考えてみれば全然沼なんかじゃありません!泉、そう、これは泉です!美しく清らかな泉!さぁみんなもこの泉へ!(爽)

 

参考文献

SHINee(샤이니) _ LUCIFER _ MusicVideo HD - YouTube

SHINee(샤이니) _ LUCIFER (Only Dance Ver.) - YouTube

日本語字幕SHINee HelloBaby Ep.1 full - YouTube

*1:東方神起だけは別格というか、私の中で彼らは韓国アイドルではなく「J-POP」でした

*2:ジャニヲタ生活を送ってたらこのような考えが植えつけられてた