中毒

ドルヲタのメモ

こんな話をする日が来るとは思わなかった

ジョンヒョンが亡くなりました。

 

 

第一報から1週間以上経ったけど未だに混乱してる。頭の中でジョンヒョンになんで?ってひたすら聞いてる。のに、本当にジョンヒョンが居なくなったのかどうかがわからない。SHINeeが新曲を出したら普通にジョンヒョンの声が入ってる気がするし、2月のドーム公演で「みなさんおひさしぶりでーす、ジョンヒョンでーす」って言ってる姿が浮かぶ。でももう彼は居ない。なんで?

 

そもそも彼は私にとって毎日顔を合わせる人ではなくて、特別な日に会える特別な人だったわけで、その人が居なくなりましたよって言われてもピンと来ないんですよ。全く実感がわかない。また会える気しかしない。

 

 私が彼に会った最後の日はSW2017京セラドーム公演でした。たった3ヶ月前。韓国でのソロコンに行った人なら数週間前ですよ。それで、急に、こんな急に、終わりましたって言われても、整理できる訳がない。

 

 あの日から数日間ずっとSHINeeの楽曲を一切聴けなかったし動画も一切観られなかった。無理だった。今まで何度も何度も観たし何度も何度も聴いた音楽に触れられなくなった。そこには当たり前のようにジョンヒョンがいる。でももうこのパフォーマンスを生で観る事は出来ないんだという事実を突きつけられる気がして、そんなの怖すぎて無理だった。

 

ジョンヒョンの事で1番印象深いのはDDDツアーの広島公演。この日は最初からなんか照れてポヤポヤしてたジョンヒョン。アンコールで誕生日ケーキが出てきて警戒するジョンヒョン。案の定つみんにケーキ投げつけられて真っ白になるジョンヒョン。ステージ上を舞うケーキ。白くなった顔をタオルで拭いたらなんか湯上がりみたいになったジョンヒョン。本当に面白かった。可愛かったし笑った。すんごい笑った。あぁ私の記憶が曖昧だったらよかったのに、悲しいくらいはっきり覚えてる。すぐ思い浮かぶ。

 

ジョンヒョンのサガジショーはちょっと意味深だった。当時はエゴサして悪口を読むジョンヒョンを観て「こういうの見ても平気なタイプなんだー」って普通に思ったしジョンヒョン強いなーって呑気に考えてた。今思えばこういうSOS…っていうか片鱗みたいなものはたくさんあったかもしれない。どうしたら防げたんだろう。「ジョンヒョンはそういう人だった」で終わらせていいのだろうか

 

私は辛い時にアイドルから元気を貰うのに、アイドルが辛い時は誰が元気をくれるんだろう。休む事も許されない、抜ける事も許されない環境で生きるってどんな気持ちなんだろう。私はそんな事はひとまず置いといて5人であることに拘って、そしてそれがこの先何年も続いてほしいと願ってしまった。あぁなんて勝手なんだ。ファンってことごとく自己中だ。辛い。ごめんね。

 

私が今望む事はアイドル達が自分自身の為に生きる事です。誰かの為に行動するのは素晴らしい事だけど、それが回り回って自分自身の益になるような、そんなアイドル活動であってほしい。ジョンヒョンには、あなたのおかげで救われた人は何千万人もいるんだよって伝えたいです。存在するだけで力になるんだよ。

 

 果たして泣かずに過ごせる日が来るんだろうか、って感じなんですけど頑張って前を向けるようになりたいです。ジョンヒョンが残してくれた作品を糧に私はこれからも生きていきます。ジョンヒョンと出逢えて良かった。